もちのーと

雑記帳です。

ジークエクスカリバーと灼炎寺カイザという人物

 

勝手なオタクの感想と考察です。

これだろ!って決めつけじゃなくてこうだといいな~というアレです。

盛大なネタバレを含むのでご自身で良い感じにかわすなりしてください。

 

今回25話で灼炎寺カイザこと、シャカのゴッドモデルである

ジークエクスカリバーがアニメ初登場となりました。

写真で見ていた限り、メタル部が多すぎて恐ろしい。

こんなのが当たったら即バーストしそうなレベルです。

ロストロンギヌスでもずっしりなのにどうなってんだよメタルパーツ…

今回は25話についてのオタクの考察と思いです。

 

 

冒頭で主人公のバルトが幼馴染であり、ライバルであるシャカにスポットを当てました。

「これはシャカの物語だ。」

完全にシャカ回です。シャカの日です。

 

まず、シャカはマスターブレーダーと鉄の鍛錬をしています。

今期のゴッドベイモデルはみんな自分の独創性とかが加わって、その子だけの

オリジナルベイという概念が生まれていて良いですよね。僕だけのベイ。

僕だけの相棒。世界にひとつだけの僕のベイなんです。

シャカは中々納得がいかず、何度もやり直しをしていました。

鋼が最後の1本になった時に、シャカは自分の今の力いっぱいを込めていました。

「俺の気合、俺のパワー、俺の熱さ、俺の全てを受け止めろ!」

シャカの熱い思いが込められたシャカだけのオリジナルベイ、

それがジークエクスカリバーです。

”君なら”更にこのジークエクスカリバーの真の力を引き出せるはずだと

マスターブレーダーも伝えていましたね。

 

そして道場の門を叩いたシャカは、100人バトルを勝ち抜けられれば

入門を許すと師匠から試練を与えられます。

バースト勝ちで順調にバトルを進め続けるシャカですが、中盤辺りから疲れが見え始め、

周りのチームメンバーが心配する程にフラフラになります。

それでも立ち上がり自身を奮い立てながらシュートに力を込めるシャカ。

チームメンバーはもうバトルを切り上げることを師匠に懇願しますが、

師匠とシャカはそれを許しません。シャカは何度だって立ち上がります。

1期のシャカを知っている人なら誰もがシャカは絶対に諦めないと信じていたと思います。

そんな姿に初対面のチームメンバーでさえ、心を打たれ、彼に声援を送ります。

シャカは誰もの心を掴むのが上手というか、引きつける力がある人物だなぁと

すごく感じてしまいました。

 

最後のバトルでは3対1のバトルをするよう伝えられ、師匠からデジタルソードランチャーを授けられました。

決めた渾身のシュート、特別なランチャーによってシャカとエクスカリバーの繋がりは

更に強まります。

覚醒の瞬間、ジークエクスカリバーの象徴である剣のアバターが現れました。

今までの1期だと剣のアバターで終了だったものが、今回は人型のアバターへ進化したシーン、

作画が凝りすぎて見入ってしまう程でした。

 

そもそもエクスカリバーとは、アーサー王伝説に出てくるアーサー王の剣の名前であり、

魔法が宿るとされているそうです。

また、ブリテン島の正当な統治者の象徴とされることもあるらしく、

やはり人型の神ではなく、剣そのものなのです。

あの人型はアーサー王かな?と思ったものの、剣がトランスフォームするシーンがあったので、ベイブレード上でのオリジナルだと思います。

 

2期で登場するシャカのベイは、完全にオリジナルであり、

25話序盤でシャカの鍛錬した鉄パーツが使用されています。

シャカの魂が込められたオリジナルベイ、100人バトルを共にここまで乗り越えてきた相棒です。

限界の手前まで来たシャカとエクスカリバーの振り絞った力と強い思いが重なって

エクスカリバーの覚醒へと繋がり、シャカだけのベイに宿った神様として

人の形で現れたのではないかと感じました。

また、エクスカリバーは統治者の象徴であり、灼炎寺道場でのチームリーダー

という立ち位置を持った彼にぴったりすぎるし、次の新しく所属するチームでもきっと

彼は皆を引っ張っていく存在となるんだろうなという期待も個人的に感じました。

リーダー的要素を持ち合わせ、人を惹きつける彼にエクスカリバーが呼応し、

魔法が宿り、剣の形から人型へと姿を変えることが出来たのではないかと思ったら

ほんとに…。ヒィ…。彼ほんとに神みたいな男の子ですよね…。

 

因みにの因みなんですけど、カイザって皇帝って意味らしいです…

いや…シャカさんよ………どうなってんの…

本当に彼は自身の名前にもエクスカリバーにもふさわしい男の子だし、

エクスカリバーも彼の為だけに存在しているんだなと…。

 

 

ベイブレードバーストの主人公であるバルトも努力をして勝ち進む子ではありますが、

やはり神と運命に愛された特別な男の子だと思うんです。

シャカは誰よりも努力をするし、努力を確実に自分の力とし、

自分の力を信じて進む人間です。

後輩の面倒も見るし道場とチームのことも考えていました。

2期では彼自身がもっと強くなりたいという意思を持ち、修行に出ました。

シャカは仙人のようで、神に愛されたというよりは、

彼自身が神様のような男の子だと思いました。

創造神のような彼だからこそ作れた力と魂のこもったシャカだけのベイ。

ジークエクスカリバーは灼炎寺カイザだけの特別なベイだとつくづく感じました。

 

 

バーストゴッドになってからはバルトだけではなく、それぞれのオリジナルベイ

というポジションが特に生まれたと思うんです。

(スネークピットの回とか特に僕のベイだ!って発言がよく見られた気がする)

その概念を強く感じさせてくれた回だと思うし、本当に25話は30分全てが

シャカだけのものだったなと盛りだくさんの内容で今回もやっぱりベイバは最高だな…

と手を合わせた限りでございます。

 

スタンが良い方向に成長していたり、シャカの手紙にも

「バルトがBCソルを変えたってスタンから聞いた」

という内容があったりと、今までの人物が他の組み合わせで繋がったり、

新たなる気になる人物が出て来たり離れていてもお互い切磋琢磨したりと

本当に毎回ワクワクできるなんて最高ですね、ありがとうございます。

 

25話はブラジルでのシャカの活躍のイントロダクションでしたが、

きっとこれから太陽の似合う国で、太陽みたいな灼炎寺カイザというめ

ちゃくちゃかっこいい男がまたひとまわりもふたまわりも大きくなる姿が

見られるのが本当に嬉しいです…。いや、ほんとに良かった…。以上です。